母の喜ぶような振る舞いをし、母に認められる男性と結婚し、幸せな家庭を築いているはずなのに、幸せってこんなものなのという感覚がつきまといます。人生ってこんなものなのつ、セックスってこの程度のものつと不満を抱えて日々を過ごすことになります。自分の人生のはずなのに、だれかに遠慮しているような気がする人生です。
もし彼らにあきたらないんだとしたらその部分をよく考えてみることが必要だと思う。ワンナベにトジブタ。しょせん、人間は同じ日の高さの相手としか巡り合えないのである。会の内情を知るにつれて気がついたのは、親が強いということだった。男の子たちは強すぎる母親に支配されてしまって、依存心が強いまま、おいしい結婚を夢見ているだけだし、男性たちは、昔、結婚しようと思っていた子はいたんだけど、親に反対されてやめたんだ、こんなことを平気で言う。
無意識ですが、事前に幸せを回避しているからです。前述しましたように、この幸せ恐怖という呪いに気がつかないと、大変な損をします。呪いをかけられていなければ、少ない費用と少ない努力で大きな悦びを得られますが、呪これが、だめ仕事体質々、ワタイプだあいがかけられているとその何倍もの費用と莫大な努力が必要となるからです。
十代の自分は、自分がどういう人間なのか、どのようになっていきたいのか、ずっと模索している状態だった。その混乱の原因がわからなければ、漫画家としてもやっていけないだろうし、結婚もできない。彼に指摘されてからそれはずっと自分にとって、大きな宿題だったと思う。そしてその原因がやっとわかったんだ。親離れできていない、自立していない気自分。
いえ、大金をつぎこんでも満足できないかもしれません。期待したような喜びが得られないと、イライラして、人のせいにしたがります。特ぺジと同様、不平不満の多い人生となるのです。真面目な努力家ほど熱心に幸せを避けようとしますので、ある日突然、無気力になったりします。人は自分の努力が実らないと、生きる元気がなくなるからです。
それが全てにひっかかっていたんだ。の男性たち(男性もだけれど)の背中に、背後霊のようにしっかりとくっついている親の影を見てしまった自分は、それが他ならぬ自分の姿だということに気がついたんだ。自立とは、経済力だけではない。自分の人生には自分で責任を取ること。自分はやっとそのことに気がついた。反抗しながらも親の影から抜け出せなかったのは、そうするのが怖かったからなんだ。